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冷凍エサの最もおすすめの解凍方法とは?(ヒヨコ,マウス,ウズラ)

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冷凍エサの最もおすすめの解凍方法とは?(ヒヨコ,マウス,ウズラ)

こんにちは、もふりっず 代表の杉本裕城です。
冷凍ヒヨコを主軸に、爬虫類・猛禽類用の冷凍エサの製造と販売をしています。
「冷凍エサに、まるで活きエサのような新鮮さを。」をコンセプトに獣医監修の最高品質冷凍エサを販売しています。

さて、冷凍エサの解凍手法は、皆さん様々な方法をとられていると思いますが、一気に温めて破裂してしまったり、お湯につけているのに内部まで温まらなかったり、色々問題が起きがちです。(冷凍ヒヨコや冷凍マウス、冷凍ウズラなど)

今回は、冷凍エサ屋として【もふりっず】が推奨する解凍方法をお伝えします。

解凍方法の種類

お湯解凍

お湯に冷凍エサをしずめて湯せんで解凍する方法

氷水解凍

氷水に冷凍エサをしずめて解凍する方法

常温解凍

冷凍エサを部屋に出し、常温で自然解凍する方法

冷蔵庫解凍

冷蔵庫にいれてゆっくり解凍する方法

レンジ解凍

レンジでチンして解凍する方法

▼それぞれの解凍方法の比較
こちらにまとめてあるのであわせてご覧ください。

2024/10/27

【爬虫類マニア必見!】冷凍エサの解凍方法を徹底比較!

こんにちは、もふりっず 代表の杉本裕城です。冷凍ヒヨコを主軸に、爬虫類・猛禽類用の冷凍エサの製造と販売をしています。「冷凍エサに、まるで活きエサのような新鮮さを。」をコンセプトに獣医監修の最高品質冷凍エサを販売しています。 みなさん、冷凍エサをいかに早く解凍するか、いかに品質を落とさずに解凍するか、色々と試されてきたのではないでしょうか?今回は、冷凍エサの最適な解凍方法を知りたい方に、最適解をお伝えします。 一般的な解凍方法 冷凍ヒヨコを例として、以下の5つやり方を実際に試してみました。解凍時間と外観を比 ...

最もオススメの解凍方法
(冷凍マウス、ヒヨコ、ウズラ)

もふりっずが推奨する解凍方法は、氷水解凍です。

これはかなり意外だったのではないでしょうか?
私自身も以前までは、お湯解凍や常温解凍を取り入れていましたが、色々研究するうちにこの結論にたどり着きました。

なぜ氷水解凍が良いのか、できるだけわかりやすく根拠を説明します。

解凍の鉄則

実は、最も良い解凍には2つの鉄則が存在します。

これは冷凍エサに限らず、私達の普段の食事でも言えることです。
この鉄則を理解すれば、「確かに氷水解凍がベストだな」と思っていただけると思います。

鉄則1| 急激な温度変化をつけない(解凍温度)

高温で一気に暖めると、タンパク質が変性し筋肉細胞が劣化することで、ドリップが発生したり、最悪破裂することもあります。

一般的に冷凍庫内の温度は約マイナス18℃と言われています。
そんな中で冷やされた冷凍エサを高温のお湯にいれると急激に温度が上昇します。
もし、沸騰したお湯で解凍すれば温度差は100度を超えてしまいます。
できるだけ温度差を小さくすることが大切です。

また、熱湯で解凍した場合、エサに火が入ってしまいます。
爬虫類は加熱によって変質した肉は消化できないと言われているため、熱湯での解凍は好ましく有りません。

鉄則2| 低温で出来るだけ早く解凍する(解凍時間)

栄養面と安全面から「低温」と「解凍時間」は特に重要視すべき要素です。

専門的な内容ですが、約10度から60℃は「危険温度帯」と呼ばれ、細菌が非常に繁殖しやすいです。
そのため、冷凍エサに限らず食品も、この温度帯に長時間留まらせることは避けるべきと言われています。
菌が繁殖したエサを食べれば、人間と同じように爬虫類や猛禽類も当然体調を崩します
彼らのように小さな動物は、少しの体調不良で死んでしまうこともあるため、できるだけリスクを回避することが重要です。

解凍するということは、温度を0度より高くしなければなりません。
しかし、細菌増殖の観点から冷凍エサを、低温の状態のまま解凍する必要があります。

次に、早く解凍しなければならない理由ですが、メンテナンス効率のためではなく、栄養の損失を避けるためです。

というのも、ゆっくり解凍するとエサの組織に発生している、「氷結晶」が大きくなるマイナス5℃~マイナス1℃の温度の「最大氷結晶生成帯」に長く留まります。
その結果、細胞内で大きな氷結晶が形成され細胞壁が破壊されるため、栄養が流出し鮮度や栄養価の劣化が起こります。

このように、温度を上げすぎても良くない、ゆっくり解凍しすぎても良くないという難しい条件を満たさなければ、最良の解凍とはいえないわけです。

そこで、ベストな解凍方法が氷水解凍です。
意外だと思いますが、氷水解凍は、低い温度かつ早く解凍することが可能です。

ポイントは、「水の方が空気よりも熱が伝わりやすい」という点です。
この特性を利用し、0℃近くの水で食品へのダメージを抑えながら、高い熱伝導の水の力を活用して、冷たい状態のまま早く溶かすことが可能です。
結果、内部の氷が成長することなく急速に解凍することができ、低温のため細菌の繁殖も抑えられます。
以上の理由から、細胞繊維を破壊せず、細菌を繁殖させず、酸化させない氷水解凍がおすすめです。

まとめ:生き物は食べたもので出来ている

犬や猫と異なり、エキゾチックアニマルにおいて、餌は重要視されていないと感じています。
それは、餌の選択肢が少ないことと、より好みしにくい個体が多いことが理由だと思います。
ですが、どんな生き物も食べたものが栄養となり、体を構成しています。

冷凍エサを食べているトカゲ

だとしたら、飼育者のわたしたちに出来ることはなんでしょうか?
私は、より良い飼育環境で、より良いエサを与え、できるだけ長く幸せに天寿を全うさせてあげることだと考えます。
冷凍エサは、そもそも購入したときの素材の鮮度や品質が最も重要です。

ただ、解凍の仕方によって素材へのダメージを抑えることはできます。
正直、氷水解凍は手間もかかり、お手軽な解凍方法とは言えないです。
ですが、最もリスクの低い解凍方法であることは間違いありません。

冷凍エサを取り扱うもふりっずが、自信を持っておすすめする氷水解凍。
まずは一度、お試しいただけると嬉しいです。

▼具体的な、氷水解凍の方法
こちらにまとめてあるのであわせてご覧ください。

2024/10/30

氷水解凍の手順

こんにちは、もふりっず 代表の杉本裕城です。冷凍ヒヨコを主軸に、爬虫類・猛禽類用の冷凍エサの製造と販売をしています。「冷凍エサに、まるで活きエサのような新鮮さを。」をコンセプトに獣医監修の最高品質冷凍エサを販売しています。 今回は、冷凍エサ屋【もふりっず】が推奨する氷水解凍の具体的な手順をお伝えします。 氷水解凍を推奨している理由 急な温度変化無く、低温で早く解凍できるから 以前、詳しい記事にしたため、簡単に説明します。 解凍の鉄則を満たした方法であるため、細菌の繁殖を抑えつつ、栄養の損失・鮮度の劣化を避 ...

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