こんにちは、もふりっず 代表の杉本裕城です。
冷凍ヒヨコを主軸に、爬虫類・猛禽類用の冷凍エサの製造と販売をしています。
「冷凍エサに、まるで活きエサのような新鮮さを。」をコンセプトに獣医監修の最高品質冷凍エサを販売しています。
今回は、冷凍エサ屋【もふりっず】が推奨する氷水解凍の具体的な手順をお伝えします。
氷水解凍を推奨している理由
急な温度変化無く、低温で早く解凍できるから
以前、詳しい記事にしたため、簡単に説明します。
解凍の鉄則を満たした方法であるため、細菌の繁殖を抑えつつ、栄養の損失・鮮度の劣化を避けることが可能です。
▼こちらで詳しく、氷水解凍が最強な理由を解説しているので、もっと知りたい方はあわせてご覧ください。
冷凍エサの最もおすすめの解凍方法とは?(ヒヨコ,マウス,ウズラ)
こんにちは、もふりっず 代表の杉本裕城です。冷凍ヒヨコを主軸に、爬虫類・猛禽類用の冷凍エサの製造と販売をしています。「冷凍エサに、まるで活きエサのような新鮮さを。」をコンセプトに獣医監修の最高品質冷凍エサを販売しています。 さて、冷凍エサの解凍手法は、皆さん様々な方法をとられていると思いますが、一気に温めて破裂してしまったり、お湯につけているのに内部まで温まらなかったり、色々問題が起きがちです。(冷凍ヒヨコや冷凍マウス、冷凍ウズラなど) 今回は、冷凍エサ屋として【もふりっず】が推奨する解凍方法をお伝えしま ...
具体的な方法
今回は、冷凍ヒヨコを例に挙げて解説します。冷凍マウスや冷凍ウズラも同等の解凍手順で構いません。
01|大きな容器に水を張り、氷を入れる
冷凍ヒヨコがすべて水に沈む程度の大きさの容器に、水をはり、氷を入れてください。
これで0℃前後の温度を保つことができます。
氷の量は水が冷たくなる程度で構いません。
※途中で氷が溶けてなくなりそうな場合は、足してください。
02|冷凍ヒヨコを氷水の中に沈める
冷凍ヒヨコをジップロックなどの袋にできるだけ空気を抜いた状態で入れます。
※猛禽類の場合は、流水で洗った後袋に入れず、直接氷水に沈めてください。(ふわふわの毛を嫌がることが多いため)
表面に袋の外から0℃近くの水が接することで、冷凍ひよこから熱を移動させ、解凍します。
空気よりも、水のほうが熱伝導率が高いため、0℃の空気中と比べて10倍以上の速さで解凍することができます。
03|冷凍エサが浮いてくる場合は、皿などでおさえて沈むようにする
皿などを上に置いて必ずすべての面が氷水に触れるようにしましょう。
こうすることで解凍スピードが上がります。
04|芯まで解凍されていることを確かめ、氷水から取り出す
お腹をゆびで押してみて、芯まで解凍できたことを確認してください。
その後氷水を捨て、猛禽類の場合は冷凍ヒヨコを取り出し、必要に応じて処理をして与えてください。
05|お湯で温める(ハ虫類の場合)
40℃前後のお湯を容器に入れ、冷凍エサを温めます。
爬虫類の場合は、冷えたエサを食べると消化不良を起こす可能性があります。
人肌程度にあたためて生体に与えてください。
嗜好性を高めるため、できるだけ濡れないように注意してください。
氷水解凍の手順を動画にまとめました
以下もご覧ください。
まとめ:解凍のやり方まで徹底的にこだわろう
ペットの飼育方法は、飼育者の数だけ存在します。
「こんなことする必要はない」と仰る方もいらっしゃるでしょう。
しかし、もふりっずとしては、与えるエサは最も重要視すべき要素だと考えています。
お恥ずかしい話ですが、私自身飼育していたオオトカゲ(テグー)をエサが原因で亡くしてしまった経験があります。
その時、ものすごく悲しく後悔で苦しい想いをしました。
「そんな方を少しでも減らしたい。」
これが私の原動力であり、もふりっずのテーマです。
氷水解凍は手間がかかりますが、もふりっずイチオシの解凍方法です。
ぜひお試しいただけると嬉しく思います。
▼一般的な、解凍方法の比較をこちらにまとめたのであわせてご覧ください。
【爬虫類マニア必見!】冷凍エサの解凍方法を徹底比較!
こんにちは、もふりっず 代表の杉本裕城です。冷凍ヒヨコを主軸に、爬虫類・猛禽類用の冷凍エサの製造と販売をしています。「冷凍エサに、まるで活きエサのような新鮮さを。」をコンセプトに獣医監修の最高品質冷凍エサを販売しています。 みなさん、冷凍エサをいかに早く解凍するか、いかに品質を落とさずに解凍するか、色々と試されてきたのではないでしょうか?今回は、冷凍エサの最適な解凍方法を知りたい方に、最適解をお伝えします。 一般的な解凍方法 冷凍ヒヨコを例として、以下の5つやり方を実際に試してみました。解凍時間と外観を比 ...